当場生産馬のタイセイブリリオが知多特別を、ドンアミティエはさくらんぼ特別を快勝!

7月1日の中京第10R知多特別(2勝クラス、芝1200)に当場生産馬のタイセイブリリオ号が出走しました。

 

 

ここ2走は同条件の2勝クラスで続けて3着と好走していたタイセイブリリオ。

レースは重馬場で、渋った馬場で好成績の傾向があるディープブリランテ産駒ということも後押ししたのか2番人気に支持されていました。

スタートは横並びでしたが、そこから主張していきながら、結局はハナを奪って先頭でレースを進めます。

最後の直線も先頭で迎えたタイセイブリリオは、鞍上の藤岡康太騎手に促されながら、一歩一歩着実に伸びていきます。

ゴール前では2着馬の猛追がありましたが、ギリギリのところで凌ぎ切って1着でゴールしました。

馬主様をはじめ関係者の皆さま優勝おめでとうございます。

本馬は庭先取引にて現在の馬主様にご購買いただきました。

ディープブリランテ産駒らしく、本馬も馬場が渋っていたり荒れている馬場でも苦にしない適性の高さがあるようです。

ハナを主張して先頭でレースを運んだことが、この結果をもたらしたのだと思います。

これで3勝クラスに昇級したタイセイブリリオ。

これまで以上に強力なメンバーと走ることになりますが、自分の長所を活かしながら、馬主様のために好走を期待したいと思います。

 


 

そして、翌日の7月2日には福島第9Rさくらんぼ特別(2勝クラス、ダ1150)に当場生産馬のドンアミティエ号が出走しました。

 

 

2歳未勝利戦(阪神、ダ1400)では5馬身差で、3歳1勝クラス(京都、ダ1200)では9馬身差と、勝つときは非常に強い勝ち方をするドンアミティエ。

その勝ち方が評価されたのか、ここでは堂々の1番人気に支持されてレースに臨みました。

大外枠から好スタートを決めたドンアミティエは内の馬たちの動きを見ながら、2~3番手あたりで落ち着く形でレースを進めます。

先頭を目標にしながら最終コーナーを回ったドンアミティエは、鞍上のゴーサインに応えるべく力強く伸びていきます。

一気に交わして先頭に立つくらいの勢いだったものの、2着馬がさらにもう一伸びしてきてゴール前まで接戦になります。

それでも、結局は最後ハナ差交わして本馬が優勝しました。

馬主様をはじめ関係者の皆さま優勝おめでとうございます。

本馬は、2021年のサマーセールにて現在の馬主様にご購買いただきました。

サマーセール上場に向けての当時の記事はこちらからご参照ください。

 

【1歳時のドンアミティエ】

 

過去2勝と比べると派手さはありませんが、それでもしっかり勝ち切ってくれて、タイセイブリリオと同じく3勝クラスに上がることができました。

そして今回は特別勝ちなので、セリ名簿におけるブラックタイプ馬になってくれました。

7月25日のセレクションセール1日目には、本馬の半妹クラシックスの2022(牝、父シルバーステート)が上場予定なので、この1勝は弾みになると思います。

3歳馬なので、まだこれからの成長も見込めるドンアミティエ。

当場が力を入れているモガミヒメ牝系からまた一頭、上位クラスでも活躍が期待できる産駒が出てきてくれました。