当場生産馬のインテグレイト号が新馬戦を快勝!

1月14日の京都第5R新馬戦(芝2000)に、当場生産馬のインテグレイト号(父キタサンブラック)が出走しました。

 

 

キタサンブラック産駒であること、また順調に調教を積んできた過程が評価されてか、4番人気でレースを迎えたインテグレイト。

スタートしてからは5、6番手あたりで折り合うように位置しながら、レースを展開していきます。

向こう正面でペースが上がってくると、インテグレイトも徐々にペースアップしていって、最終コーナーあたりでは3番手につけながら直線を迎えます。

最後の直線で2着馬に追い付くとそこからさらに伸びて、最後は2着馬に1/2馬身差をつけて優勝しました。

馬主様をはじめ関係者の皆さま優勝おめでとうございます。

 

 

本馬は、2022年のセレクションセールにて現在の馬主様にご購買いただきました。

セール上場に向けての当時の記事はこちらからご参照ください。

 

【1歳時のインテグレイト】

 

1歳時のセレクションセール上場時には体高がすでに160cmに達していたように、キタサンブラック産駒らしい重心が高くて柔軟性のある体質の持ち主でした。

現在の馬主様に高い評価をいただき落札していただきましたが、今日はその期待によく応えてくれたと思います。

馬主様にとってはJRAにおける所有馬初勝利とのことで、大変喜んでくださっていると調教師の先生からは伺っています。

そして、今回の勝利は厩舎における調整力の高さも大きな勝因でしょう。

約2ヶ月前から多くの追い切り本数と稽古量をこなしてきました。

センスの良い勝ちっぷりだったと思いますが、この調教量があってこそのレースでの動きだったと思います。

次走を含めた今後の予定はこれからだと思いますが、レース内容はまだ荒削りの部分があるだけに、今後の伸びしろも期待できます。

芝の中長距離路線ならば上のクラスでも通用しそうなので、今後の彼の走りに注目したいと思います。