当場生産馬のオールスマート号が園田FCスプリント(重賞)を快勝!

6月13日、園田第11Rの園田FCスプリント(重賞2、ダ820)に当場生産馬のオールスマートが出走しました。

 

 

8歳を迎えた今年1月までは、大井競馬一筋だったオールスマート。

その後、佐賀競馬に転籍してからは勝ち癖が付いたのか、5連勝してこのレースに臨むなかで1番人気に支持されていました。

820Mという特殊な条件のスプリント戦で、オールスマートは抜群のスタートを切って先頭を奪い、そのままレースを進めていきます。

直線に入って追われ始めてからは、さらに後続を突き放す展開で、最後は2着馬に3馬身差をつけて優勝しました。

馬主様をはじめ関係者の皆さま優勝おめでとうございます。

本馬は、庭先取引にて馬主様にご購買いただきました。

大井競馬に所属している当時、2022~2023年に勝ち星がなかったので、年齢的に厳しいのかなと見ていました。

しかしながら、佐賀競馬に転籍すると水が合ったのか、そこで連勝するまでにフィットしてくれました。

それでも、まさか園田重賞を制するまでになるとは想像できませんでした。

重賞でも園田820Mという舞台が本馬に合うという、陣営の慧眼によるものでしょう。

 

先日、G3葵Sを制したピューロマジックや、タイキシャトルCを勝ってOP入りしたバグラダスは、本馬と同じメジェールを牝祖とする牝系です。

特にメジェールの娘メリュジーヌを経た牝系からは、本馬も含めてパワフルなスピードに優れた馬が多く出ています。

重賞を勝ったことでさらに自信を深めたなかで、オールスマート陣営がどのようなレース選択をしていくのか、今後も期待しながら応援したいと思います。