【2024サマーセール】上場馬2頭をご購買いただきました

8月20日のHBAサマーセール2日目に、当場生産馬2頭を上場しました。

 

№223ハーランズワンダーの2023(牝、父サトノダイヤモンド)は田中成奉さまにご購買いただきました。

№259ベルキューズの2023(牡、父ルヴァンスレーヴ)は(株)カナヤマホールディングスさまにご購買いただきました。

 

当日の午前中は悪天候にもかかわらず、比較展示そして馬房前にて多くのお客様に下見していただきましたことに改めて御礼申し上げます。

お蔭様で、2頭とも台付価格の倍以上の評価で落札していただきました。

ここまでのサマーセールは1日目よりも2日目、2日目よりも3日目のほうが売却率が上がってきていて、平均すると80%に近い数字のはずです。

3日間ともセリ会場に顔を出していますが、購買者の皆さまの購買意欲が非常に強い印象を受けました。

この流れで最終日まで好調なセリであってほしいと願っています。

 

当場生産馬のノースブリッジ号がG2札幌記念を快勝!

8月18日の札幌第11R札幌記念(G2、芝2000)に当場生産馬のノースブリッジ号が出走しました。

 

 

G1馬3頭、そして昨年このレースを制しているブログノーシスたちが人気するなか、本馬は5番人気で出走しました。

レースで好スタートを切ったノースブリッジは、先頭を主張するアウスヴァールの2番手という位置でレースを展開していきます。

向こう正面では先頭との差がありましたが、3~4コーナーあたりで一気に差を縮めて最後の直線へ。

直線を迎えて鞍上の岩田康誠騎手のゴーサインで抜け出しを計ったノースブリッジは、一気に先頭に立ってそのまま後続を突き放す形となり、最後は2着馬に1馬身3/4差をつけて優勝しました。

馬主様をはじめ関係者の皆さま優勝おめでとうございます。

本馬は、2019年のセレクションセールで現在の馬主様にご購買いただきました。

当時のセールに向けた本馬の紹介記事は、以下のリンクからご参照ください。

【セレクションセール】№73アメージングムーンの2018(牡 父モーリス)

【1歳時のノースブリッジ】

 

普段からうるさい面があるのは相変わらずのようで、私も本州から北海道への輸送がどうなのか心配していましたが、やはりそこは海外遠征の経験が活きていたようです。

以前よりも遠征先でフィットするまでの時間が短くなっているようですし、普段から厩舎関係者の方々が管理してくださっている一方で、岩田康誠騎手も調教に跨ってくださっていました。

そして陣営の見込み通り、やはりこの馬は洋芝が合います。

最終コーナーからゴールまでの加速力は彼本来のものでしたし、彼自身のレースができたときは、本当に強い勝ち方をしてくれます。

また、鞍上の岩田康誠騎手の騎乗ぶりも、スタートからゴールまで終始完璧と言っていい見事なレース展開だったと思います。

陣営としては12月の香港Cが目標のようで、このレースを勝ったことでレーティングが上がるでしょうから、陣営の希望通りに選出されればと願っています。

香港に向けて1度レースを使うのか、それとも直行するのかはこれからの判断になるようです。

それにしても、彼の属するモガミヒメ牝系についてはローレルゲレイロが重賞4勝、ディープボンドも重賞4勝、そしてノースブリッジが重賞3勝とかなり層が厚くなってきました。

この3頭についてはそれぞれ海外経験もあるなど、本来は日本のローカル血統の牝系ですが、当場でこの牝系に力を入れてきた結果がJRAや海外での活躍に繋がっていると感じています。

現状、この牝系出身の重賞勝ち馬が牡馬だけなので、当場としては牝馬でも重賞勝ち馬を送り出したい思いもあるので、さらなる活躍馬を出せるように牧場一丸となってこれからも強い馬づくりを続けていきます。

 

【サマーセール】№259ベルキューズの2023(牡 父ルヴァンスレーヴ)

今回は、サマーセール2日目(8月20日)に上場予定の当場生産馬である№259ベルキューズの2203を紹介させていただきます。

なお、本馬の牝系解説文(ブラックタイプ)はこちらからご参照ください。

 

 

【8月12日現在】体高154cm 胸囲174cm 管囲20.7cm 馬体重436kg

 

本馬は現在、当場の高江第1分場(1歳分場)にて昼夜放牧をしながらセリ馴致をしています。

当場の方針として、当場内でセリ馴致する際はセールに上場することだけを目的とせず、将来の競走馬という意味でもしっかりと基礎体力を付けて送り出したい思いから昼夜放牧も同時に実施しています。

G3武蔵野Sを勝ったソリストサンダー、G2日経新春杯勝ちのモズベッロ、国内外の重賞を4勝している現役馬ディープボンド、G3エルムS勝ち馬フルデプスリーダー、G2AJCCとG3エプソムCの勝ち馬ノースブリッジ、そして今年のG3葵SとG3北九州記念の勝ち馬ピューロマジック。

彼らはすべて当場生産によるセール上場馬であり、当場内で昼夜放牧をしながらセリ馴致をして上場した馬たちです。

当場生産のサマーセール上場馬からはまだ重賞勝ち馬が出ていないものの、オセアダイナスティやドンアミティエといった生産馬たちが現役OP馬のサマーセール出身馬として頑張ってくれています。

正直なところ、昼夜放牧をしながらセリ馴致をすると疲労が溜まりやすいのですが、そのあたりは獣医に相談するなどして適切なケアをしてもらって対応しています。

これまで同様、セール当日に向けて細心の注意を払いながらセリ馴致を進めていきます。

 

父のルヴァンスレーヴは現2歳世代が初年度産駒になります。

ファーストシーズンサイアーという点では、アドマイヤマーズやサートゥルナーリアの産駒たちが続々と勝ち上がっているものの、ルヴァンスレーヴ産駒はJRAにおいてはまだ勝ち馬がいません。

ただ、2歳新馬戦が始まってまだ2~3か月という状況のなかでは同じ境遇の種牡馬も多く、ルヴァンスレーヴ産駒にもJRA勝ち馬はいずれ出てくるでしょう。

一方で、地方においては4戦3勝のルヴァンスレーヴ産駒ソルジャーフィルドをはじめ5頭の産駒が勝ち上がっているなど、ダート血統の種牡馬らしいスタートを切っているとも言えます。

このように、ルヴァンスレーヴ産駒のデータを検証するには早急なので、ここでは父ルヴァンスレーヴの血統パターンにフォーカスしながら本馬の血統との関連性を指摘したいと思います。

ルヴァンスレーヴの血統を見たとき、わかりやすいのはRoberto3×5のクロスだと思います。

 

 

Roberto自身は牡馬らしい発達した筋肉としっかりとした骨格を備えた馬体で、G1英ダービーを制するなど活躍した名馬です。

どちらかと言えばRobertoの血は芝向きのカテゴリーに入る血脈ですが、このクロスを持つルヴァンスレーヴ自身の馬体も、ダート系らしい力強さのなかに芝でもやれそうなしなやかさを備えています。

実際、ここまでの産駒の出走歴においては、芝の新馬戦で2着しているタキノボリのようにダートよりも芝の出走のほうが多いという状況です。

血統的にも芝っぽさを感じさせるルヴァンスレーヴですが、やはり彼の持つRobetoクロスが血統的特徴と言えるかもしれません。

Roberto自身の血統は、Hail to Reason≒Bramaleaという父母相似配合から成る血統パターンです。

 

 

Robertoの父Hail to Reasonそして母Bramalea両者の血統を見比べるとRoyal Charger≒Nasrullah、Sir Gallahad=Bull DogさらにBlue Larkspurの血を持つことから血統的親和性が高い関係にあります。

ルヴァンスレーヴの場合、そこにHail to Reason4×5*6のクロスも持つので、Hail to Reason≒Bramaleaの相似クロスを強化するような血統パターンになっているのが特徴です。

さらに、ルヴァンスレーヴの母方にあるGold Digger(Mr.Prospectorの母)の血を組み合わせることで、Hail to Reason≒Bramalea≒Gold Diggerという強力なトライアングルから成る相似クロスを形成していることも彼の血統的長所です。

 

 

ほかにもFransis S.やGlamourの血など、ルヴァンスレーヴの血統にはRoberto~Hail to Reasonのラインを支える血脈が存在していて、結果として彼の持つRoberto3×5というクロスがフォーカスされることになります。

その上で本馬の血統を見ると、まずMr.Prospector6×4の存在があります。

前述したように、Mr.Prospectorの母Gold Diggerの血はルヴァンスレーヴの血統において重要な役割を果たしているRobertoの血と相似クロスを形成できる関係にあるので、このMr.Prospectorクロスは有効だと考えます。

また、母ベルキューズの血統にはHail to Reasonの血も含まれているので、父ルヴァンスレーヴの血統傾向を受け継いでいるとも見なせます。

 

一方で、このRoberto~Hail to Reason以外のルヴァンスレーヴの血統的特徴として、彼の母マエストラーレに存在するHyperionの血の多さに以前から注目していました。

具体的にはMountain Flower(Hyperion3×4)、ポインテッドパス(Hyperion5×4)、Fall Aspen(Hyperion3×4)、ダイナフェアリー(Hyperion5×4*5)などが該当します。

Hyperionの血が強い血統馬は、競馬においては直線の長いコースに適性を示す馬が多く、ルヴァンスレーヴの競走成績にもその傾向が窺えます。

本馬の血統においては、母方にHyperionの血が強いトニービン(Hyperion5×3*5)が入っているので、血統的的にルヴァンスレーヴが持つHyperionの流れも活かせるのではと思って配合しました。

 

 

母ベルキューズにとっては初仔の2歳につづく2番仔として誕生した本馬ですが、4月27日生まれということで、他の1歳馬よりも成長速度が少し遅かった経緯があります。

それでも、こちらの予想どおり8月セールに間に合うだけの馬体に成長してくれました。

他のルヴァンスレーヴ産駒と同じように、本馬も歩様など見る限り芝でも行けるのではと思わせるしなやかさがあります。

それでも母がダートで3勝クラスまで行った馬であること、また父ルヴァンスレーヴも自身はダートで競走成績を挙げたことを考慮すると、やはり本馬もダート馬に成長すると考えるべきでしょう。

全体的にバランスの取れた馬体で、冬期を含めて現在まで昼夜放牧してきたなかで、暑い夏でもセリ馴致をこなしてしっかりと飼い葉も食べるなど心身ともに成長しています。

セール当日まで約1週間ですが、最後まで気を引き締めて臨んでいきます。

 

本馬に関してお問い合わせがございましたら牧場公式サイトからご連絡いただくか、当ブログに連絡先を添えてコメント欄にご記入くださるようお願いいたします。

当場から折り返し連絡させていただきます。

 

【サマーセール】№223ハーランズワンダーの2023(牝 父サトノダイヤモンド)

今年のサマーセールでは当場から3頭の生産馬を上場予定でしたが、№349サンセットキスの2023につきましては、上場困難と判断すべき症状が見つかったために欠場となりました。

そのため、このサマーセールには当場から2頭の上場予定とさせていただきます。

今回は、そのなかで2日目に上場予定の№223ハーランズワンダーの2023(牝、父サトノダイヤモンド)を紹介させていただきます。

なお、本馬の牝系解説文(ブラックタイプ)はこちらからご参照ください。

 

【8月12日現在】体高157cm 胸囲179cm 管囲20.0cm 馬体重480kg

 

本馬は現在、当場の高江第1分場(1歳分場)にて昼夜放牧をしながらセリ馴致をしています。

当場の方針として、当場内でセリ馴致する際はセールに上場することだけを目的とせず、将来の競走馬という意味でもしっかりと基礎体力を付けて送り出したい思いから昼夜放牧も同時に実施しています。

G3武蔵野Sを勝ったソリストサンダー、G2日経新春杯勝ちのモズベッロ、国内外の重賞を4勝している現役馬ディープボンド、G3エルムS勝ち馬フルデプスリーダー、G2AJCCとG3エプソムCの勝ち馬ノースブリッジ、そして今年のG3葵SとG3北九州記念の勝ち馬ピューロマジック。

彼らはすべて当場生産によるセール上場馬であり、当場内で昼夜放牧をしながらセリ馴致をして上場した馬たちです。

当場生産のサマーセール上場馬からはまだ重賞勝ち馬が出ていないものの、オセアダイナスティやドンアミティエといった生産馬たちが現役OP馬のサマーセール出身馬として頑張ってくれています。

正直なところ、昼夜放牧をしながらセリ馴致をすると疲労が溜まりやすいのですが、そのあたりは獣医に相談するなどして適切なケアをしてもらって対応しています。

これまで同様、セール当日に向けて細心の注意を払いながらセリ馴致を進めていきます。

 

本馬の父サトノダイヤモンドにとっては現4歳世代が初年度産駒であり、2歳戦が始まってそれほど経過していないなかでは、現3歳世代と含めて実質2世代ほどしか現役馬がいない計算となります。

サトノダイヤモンドは3歳時にG1有馬記念でキタサンブラックを破るなどスターホースであっただけに、現時点までの種牡馬成績には少し不満に感じている方々もいらっしゃるでしょう。

それでも、2世代ほどしか現役馬がいないなかで種牡馬リーディング24位というのは、決して悪い数字ではありません。

また、サトノダイヤモンドの現役時代の成績とその素軽い馬体から産駒は芝馬に出るかと思いきや、現時点までの種牡馬成績において産駒の勝ち鞍の約1/4はダートにおけるものです。

さらに、父サトノダイヤモンドのように芝中長距離馬のみならず、産駒スズハロームやタツダイヤモンドのようにマイル以下のスピードレースに対応する産駒がいるのも興味深いです。

重賞2勝の代表産駒サトノグランツも含めて、芝・ダート問わずJRA・地方においても、これからのサトノダイヤモンド産駒に注目したいと思っています。

そのサトノダイヤモンド産駒について、獲得賞金上位50頭の血統傾向を調べたところ、以下のような血統的特徴が見受けられました。

 

①Storm Catのように「Northern DancerおよびNearco/Prince Roseのニックから成る血脈」を母方に持つ産駒 35頭/50頭

②母方にMr.Prospectorの血を持つ産駒 32頭/50頭

③母方にNijinskyの血を持つ産駒 20頭/50頭

④Haloクロス(サンデーサイレンスのクロスを含む)を持つ産駒 13頭/50頭

⑤母方にRobertoの血を持つ産駒 11頭/50頭

⑥Danzigのクロスを持つ産駒 10頭/50頭

 

大まかに分けると、上記のような血統的特徴がありました。

 

①の「Northern DancerおよびNearco/Prince Roseのニックから成る血脈」についてはStorm CatやCaerleon、ダンシングブレーヴなどが該当します。

このような血統構成の血脈はスピードや柔軟性をもたらす傾向にあると考えますが、現役時に中長距離馬だった父サトノダイヤモンドにとって、特にスピード血脈は繁殖牝馬側から取り込みたいので、この①の傾向を持つことはサトノダイヤモンド産駒にとってプラスに働くと思います。

本馬は母方にStorm Catを持つので①に該当します。

 

②の母方にMr.Prospectorの血を持つ産駒に関しても、Mr.Prospectorの血は北米的なパワフルなスピードを伝える傾向にあるので、父サトノダイヤモンドの能力を補完する意味でも、彼の産駒がこの血を持つ意義はあると思います。

本馬は母方にGone Westを通じてMr.Prospectorの血を持つので、②にも該当します。

 

③の母方にNijinskyの血を持つ産駒については、正直なところ産駒の上位50頭中20頭もこの血を持っていることに少し驚きました。

Nijinskyの血はパワフルなイメージがあるものの、後世に対してはどちらかと言えばスピードよりもスタミナを伝えるタイプです。

ただ、これら50頭の産駒の血統を注意深く見てみると、Nijinskyの血を持ちながらも、それらはNijinsky系のなかでもよりスピード色の濃いCaerleonやマルゼンスキーの血を経ていることがわかります。

そのほかでは、主にキングカメハメハに含まれるNijinskyの血が多かったです。

Caerleonやマルゼンスキー、そしてキングカメハメハの血はいずれも日本適性が高いので、サトノダイヤモンド産駒の活躍馬の血統に含まれていても不思議ないのでしょう。

本馬の母方にはNijinskyの血がないので、③には該当しません。

 

④のHaloクロスに関しては、サンデーサイレンスがHaloの直仔であり、現代日本の多くの繁殖牝馬にこの血が含まれていることから、Haloもしくはサンデーサイレンスのクロスが生じやすい土壌があります。

特にサトノダイヤモンド自身がHaloの血を3本持つので、産駒の世代でHaloクロスを継続することは、父の血統傾向を受け継ぐ意味でプラスになると考えています。

本馬は母方にHaloの血を2本持っていて、自身の代ではHaloクロスを持つので④に該当します。

 

⑤の母方にRobertoの血を持つ産駒については、父サトノダイヤモンドがHaloを経てHail to Reasonを3本持っていることに関係があるかもしれません。

というのも、Roberto自身がHail to Reason≒Bramaleaという父母相似配合の持ち主だからです。

 

 

Robertoの父Hail to Reason、そして母BramaleaともにRoyal Charger≒Nasrullah、Sir Gallahad=Bull Dog、Blue Larkspurを持つので、類似点が多い血脈同士と見なすことができます。

血統上、Robertoを持つ繁殖牝馬に対してHail to Reasonを3本持つサトノダイヤモンドを配合することは、父の持つ血統的特徴を産駒の代でも活かせることにつながります。

サトノダイヤモンドの場合、Hail to Reasonと相似クロスを形成できるSweet Tooth(Alydarの母)の血を持っていることも、この血統的特徴に関係しているかもしれません。

なお、本馬は母方にRobertoを持っていないので⑤には該当しません。

 

 

⑥のDanzigのクロスを持つ産駒については、サトノダイヤモンドの代表産駒であるサトノグランツが該当する血統パターンです。

 

 

素軽く芝の中長距離に適性を示していたサトノダイヤモンドから、自身よりもパワフルな馬体の産駒をつくりたい場合、筋肉量豊富な馬体を後世に伝える傾向にあるDanzigの血をクロスさせることは有効だと考えます。

これにより、サトノグランツのように重賞戦線で活躍できるパワーを持つ産駒が生まれることもあれば、マイル以下に対応するスピード馬が生まれることもあるでしょう。

本馬はDanzigクロスを持たないので⑥には該当しません。

 

サトノダイヤモンドの活躍産駒の血統を改めて見てみると、母の血統はどちらかと言えばスピード色が濃いタイプが多かった印象です。

本馬の母ハーランズワンダーも、中距離血統のAwesome Again産駒にしてはダート1000~1200を主戦場とする短距離馬でした。

おそらく、本馬の2代母ハーランズルビーから受け継ぐスピードが色濃く出たのでしょう。

馬体的にも、本馬の馬体はサトノダイヤモンド産駒にしては四肢の筋肉がしっかり付いていますし、後ろから見ても牝馬らしからぬトモ幅をしています。

本馬の血統や馬体を総合的に考慮すると、おそらくはマイル前後の芝もしくはダートに適性を示すのではと考えています。

気性的にも素直で扱いやすいのでこれまで順調にセリ馴致をこなしてきましたし、セール当日まで残り1週間となりましたが、最後まで気を引き締めて臨んでいきます。

 

本馬に関してお問い合わせがございましたら牧場公式サイトからご連絡いただくか、当ブログに連絡先を添えてコメント欄にご記入くださるようお願いいたします。

当場から折り返し連絡させていただきます。