当場生産馬のコシュデリ号が2歳未勝利戦を快勝!

10月27日、京都第2R(2歳未勝利、ダ1800)に当場生産馬のコシュデリ号が出走しました。

 

 

前走の新馬戦を不利も影響してか10着で終えたコシュデリは、初戦と同じく2戦目の今回も6番人気で迎えました。

スタートをうまく決まて、2番手あたりで追走しながら道中を進めていくコシュデリ。

3コーナーあたりから先頭集団が詰まってきながらも、終始手応え良く回って2番手のまま最終コーナーを回ります。

直線に入って鞍上のゴーサインに応えるように力強く抜け出したコシュデリは、最後まで脚力が鈍ることなく、最後は2着馬に5馬身差をつけて優勝しました。

馬主様をはじめ関係者の皆さま優勝おめでとうございます。

本馬は、2023年のセレクションセールで現在の馬主様にご購買いただきました。

当時のセールに向けた本馬の紹介記事は、以下のリンクからご参照ください。

【セレクションセール】№182キタサンテンビーの2022(牡 父ホッコータルマエ)

 

【1歳時のコシュデリ】

 

1歳時からホッコータルマエ産駒らしく体高があってムダ肉が付かない馬体をしていて、セレクションセールでも非常に高い評価をいただきました。

当時のセレクションセール会場では、バイヤーの方々のみならず、馬産地関係者の方々からも馬体を褒めていただいたことを思い出します。

成長とともに母父ダイワメジャーの力強さも身に付けてほしいと思っていましたが、今回のレースで見せた力強い走りからも期待通りの成長を見て取れます。

5馬身差を付けたことも評価したいですが、2歳未勝利としては時計も悪くないと思います。

3歳ダート路線が充実している現在においては、本馬のダート中距離適性は今後の昇級戦のみならず、先々のレースまで期待したくなります。

本馬の従兄であるノースブリッジは天皇賞・秋で思うようなレースができずに終わってしまいましたが、その分コシュデリが勝ってくれました。

モガミヒメの牝系からまた1頭、楽しみな馬が出てくれました。