当歳馬が続々と誕生!

私用でサイト更新が遅れていたなかで、前回更新より今日までの間に6頭の当歳馬が誕生しています。

2月28日には、昨年の米国キーンランド11月セールで購買したルイヴィルファーストがGun Runnerの牝馬を出産しました。

やや小柄な父に比べて母馬が十分な馬格があるのも影響してか、60kg近い馬体重で生まれた立派な牝馬ながらも、芝向きを思わせるような素軽い馬体をしています。

 

同じく2月28日にはアヴォンリーがエスポワールシチーの牝馬を出産しています。

こちらはやや小柄な馬体で生まれた印象です。

 

3月3日にはメリオールがヘニーヒューズの牝馬を出産。

ヘニーヒューズ産駒らしいダートを主戦場にしそうな、牝馬にしては力強い馬体になっていきそうです。

 

しばらく牝馬続きでしたが、3月5日にはジョワユーズがチュウワウィザードの牡馬を出産しました。

60kg越えの立派な馬体で誕生していて、気性も賢さを感じさせる当歳馬です。

 

そして昨晩の3月6日には2頭の当歳馬が誕生しています。

まず、ゼフィランサスがキタサンブラックの牡馬を出産しました。

ディープボンドの半弟であり、キタサンブラック×キングヘイロー牝馬の配合なので血統的にはイクイノックスの3/4同血になります。

 

そして、同日にロジモーリスがロジユニヴァースの牝馬を出産しました。

父母ともに立派な馬格をしている馬同士の配合なので、牝馬ながら60kgという立派な馬体重で生まれています。

 

今年は随分と牝馬が多く生まれていますが、牡牝どちらも形の良い産駒が多く生まれてくれているので将来が楽しみです。

 

ロジマジェスティがロジユニヴァースの牝馬を出産!

2月22日夜、当場繫養の繁殖牝馬ロジマジェスティがロジユニヴァースの牝馬を出産しました。

 

 

母がそれほど大きくはないので、この牝駒も普通サイズで誕生しています。

母はなかなかに気の強い繁殖牝馬で、人間に対してもキツめの対応を取るタイプですが、本馬も含めて産んだ仔馬は可愛がってくれます。

この牝駒はバネがありそうで、5代内にサンデーサイレンスの血が3本入っているなど、将来は芝向きの馬に成長するかもしれないと思っています。

 

トキノステラがミスターメロディの牡馬を出産!

2月17日夜、当場繫養の繁殖牝馬トキノステラがミスターメロディの牡馬を出産しました。

 

 

母トキノステラは、いずれも当場で繁殖生活を送っているゼフィランサスとクラシックスの全妹にあたる血統です。

ゼフィランサスは国内外重賞4勝のディープボンド、クラシックスは初仔からJRA4勝で現OPクラスのドンアミティエを出すなど、この姉妹たちは優秀な繁殖成績を収めています。

本馬は脚元が柔らかく、ミスターメロディ産駒のなかでは素軽い芝向きの馬体に成長するかもしれません。

母父キングヘイローはここ最近活躍馬を多く出しているので、この当歳牡馬にも大きな期待を寄せています。

 

ハーランズワンダーがディープブリランテの牡馬を出産!

2月15日夜、当場繫養の繁殖牝馬ハーランズワンダーがディープブリランテの牡馬を出産しました。

 

 

母が小柄ということもあってか、予定日から遅れて生まれた割りにはそれほど大きな馬体ではありません。

ただ、ディープブリランテ産駒自身も体高がそれほど大きくならない馬もいるので、今後の成長を待ちたいと思います。

当場生産のディープブリランテ牡駒という点では、G2勝ち馬モズベッロや現JRA3勝クラスのタイセイブリリオがいるなど、相性は悪くありません。

本馬にも先輩たちに続く活躍を期待したいところです。

 

キタサンテンビーがホッコータルマエの牝馬を、ファーストチェアはヘニーヒューズの牝馬を出産!

2月12日夜、当場繫養の繁殖牝馬キタサンテンビーがホッコータルマエの牝馬を出産しました。

 

 

現2歳の全兄(馬名;コシュデリ)は昨年のセレクションセールで高く評価していただきました。

その全妹が本馬ですが、全兄同様に品のある綺麗な馬体に出ています。

気性も賢そうなタイプで、スッキリとした脚元も含めて、育成場に移動する前の当場にいる段階から雰囲気のある馬に成長しそうな印象です。

 

また、2月13日早朝にはファーストチェアがヘニーヒューズの牝馬を出産しました。

 

 

血統的にはG3勝ち馬フルデプスリーダーの全妹にあたる血統です。

母が20歳時に産んだ当歳馬ですが、誕生時には60キロ台後半の馬体重だったように立派な馬体で誕生しています。

ファーストチェアはここ最近、現2歳の牝馬(父ルヴァンスレーヴ)、現1歳の牝馬(父サートゥルナーリア)そして本馬と3頭連続で牝馬を産んでくれました。

将来的にどの仔を繁殖牝馬として残していくか、選抜に悩むくらいの競走成績を挙げてくれることを期待したいです。