キタサンハルカゼがキタサンミカヅキの牝馬を出産!

2月8日夜、当場繫養の繁殖牝馬キタサンハルカゼがキタサンミカヅキの牝馬を出産しました。

 

 

母そして2代母チャームアスリープと同じ栗毛の牝馬が誕生しました。

馬格、馬体重ともに標準レベルの馬です。

血統だけでなく、馬体的にもダートを主戦場とする競走馬に成長しそうな印象です。

彼女のチャームポイントとも言える顔の大流星も、祖母のチャームアスリープ譲りのように思えます。

 

当場生産馬のドンアミティエ号が橿原Sを快勝!

2月3日、京都第9R橿原S(4歳以上3勝クラス、ダ1200)に当場生産馬のドンアミティエ号が出走しました。

 

 

前走は1番人気ながら、結果的には少しオーバーペースだったのか、最後まで粘り切ることができずに3着に終わったドンアミティエ。

今回はこの3勝クラスで上位争いをしている他馬の存在もあるなかで、3番人気に支持されてレースに臨みました。

このレースで好スタートを決めたドンアミティエは、楽な手応えで2番手の位置に付けて、そのままレースを進めていきます。

同型馬が先頭を行くなか、ピッタリとマークする形で最終コーナーを回って直線を迎えます。

先頭馬もドンアミティエも手応え十分のなかで、直線では追い比べのマッチレースになりましたが、最後はドンアミティエが先頭馬をクビ差交わして優勝しました。

馬主様をはじめ関係者の皆さま優勝おめでとうございます。

本馬は、2021年のサマーセールにて現在の馬主様にご購買いただきました。

サマーセール上場に向けての当時の記事はこちらからご参照ください。

 

【1歳時のドンアミティエ】

 

これでOPクラスの仲間入りを果たしたドンアミティエ。

レース後の和田騎手からは、最後で甘くなったとのコメントもあったようです。

OPクラスではその課題を克服しなければ上位争いできないでしょうから、今後の彼のさらなる成長ぶりに期待したいと思います。

 

当場生産のキタサンドーシン号が4歳以上2勝クラスを快勝!

1月27日東京第8Rに当場生産馬のキタサンドーシン号が出走しました。

 

 

前走は右回りコースの中山が合わなかったのか、12着と着外で終わってしまったキタサンドーシン。

今回は過去に勝ち鞍のある東京2100(左回り)の舞台で巻き返しを図るべく、その実績から2番人気に推されての出走でした。

レースで好スタートを切ったキタサンドーシンは、他の馬が主張して行かないなかでハナを奪って、そのままレースを進めていきます。

そして、終始先頭を自分のペースで進めていきながら直線を迎えます。

最後の直線でも先頭を譲らずに、鞍上の岩田騎手のゴーサインに応えて力強く伸びたキタサンドーシンですが、最後の最後でスタミナ切れになりそうな手応えに。

そこに2着馬が猛追してきましたが、最後はなんとかアタマ差凌いでキタサンドーシンが優勝しました。

馬主様をはじめ関係者の皆さま優勝おめでとうございます。

本馬は、庭先取引にて現在の馬主様にご購買いただきました。

今回は、このレースに続く東京第9Rに当場所有馬のバグラダス号(惜しくもクビ差の2着)も出走していたので、私のほうで現地応援してきました。

トレセン入厩時から馬房内での落ち着きに課題のあった馬ですが、現在もそういうところはあるものの次第にルーティン化してきているようで、それを踏まえた上での調整ができるようになってきたと調教師の先生からは伺っております。

これで当場生産馬は1月のうちにJRAで3勝目を挙げることができました。

当場生産の現役馬のなかではディープボンドとノースブリッジ、それからメディーヴァルとオセアダイナスティ、さらに現3歳のピューロマジックが現時点ではOPクラスに至っています。

また、3勝クラス(以前の準OPクラス)にはタイセイブリリオ、ドンアミティエ、バグラダスそして本馬キタサンドーシンが新たに加わりました。

この3勝クラス馬のうち、前者3頭は同クラスで2着の経験があるので、今回のキタサンドーシンも含めてそのうちOPクラスに届くのではと期待しています。

 

アメージングムーンがコントレイルの牝馬を出産!

1月25日夜、当場繫養の繁殖牝馬アメージングムーンがコントレイルの牝馬を出産しました。

 

 

コントレイル産駒はそれほど大きくない印象ですが、本馬はサイズ感こそ普通レベルであるものの、牝馬ながら骨量豊かで60kgオーバーで誕生しています。

将来に向けてコントレイルの肌馬が欲しいと思っていたので、彼女の誕生には非常に嬉しいものがあります。

血統的にも父母の相性は良いと考えているので、立派な競走成績を挙げてもらって、無事に当場に戻ってこれるようにこの先もしっかりと飼養管理していきます。

 

当場生産のミトノユニヴァース号が名古屋重賞・新春ペガサスCを快勝!

1月16日、名古屋競馬第12Rの重賞・新春ペガサスC(ダ1700、SPⅠ)に当場生産のミトノユニヴァース号が出走しました。

 

 

前走の笠松の重賞ライデンリーダー記念を勝って臨んだこのレースでは、堂々の1番人気に支持されました。

スタート後は中団あたりでレースを進めていきます。

向こう正面あたりからペースアップすると、2番手までポジションを上げて最終コーナーを回っていきます。

最後の直線を迎えてそのまま加速しながら先頭に立ったミトノユニヴァースは、2着馬の追撃を凌いで最後は1馬身1/2差をつけて優勝しました。

馬主様ならびに関係者の皆さま優勝おめでとうございます。

本馬は一昨年のサマーセールに上場したものの、背ったるの馬体が嫌われてか、残念ながら主取りとなった馬です。

それでも、その後に縁あって現オーナーに庭先にてご購買いただきました。

これで3つ目の重賞制覇となったミトノユニヴァース。

この地区での同世代のなかではトップクラスだと思うので、これからも馬主様やファンの方々に喜んでもらえるレース内容を期待したいと思います。