2024年01月29日
1月27日東京第8Rに当場生産馬のキタサンドーシン号が出走しました。
前走は右回りコースの中山が合わなかったのか、12着と着外で終わってしまったキタサンドーシン。
今回は過去に勝ち鞍のある東京2100(左回り)の舞台で巻き返しを図るべく、その実績から2番人気に推されての出走でした。
レースで好スタートを切ったキタサンドーシンは、他の馬が主張して行かないなかでハナを奪って、そのままレースを進めていきます。
そして、終始先頭を自分のペースで進めていきながら直線を迎えます。
最後の直線でも先頭を譲らずに、鞍上の岩田騎手のゴーサインに応えて力強く伸びたキタサンドーシンですが、最後の最後でスタミナ切れになりそうな手応えに。
そこに2着馬が猛追してきましたが、最後はなんとかアタマ差凌いでキタサンドーシンが優勝しました。
馬主様をはじめ関係者の皆さま優勝おめでとうございます。
本馬は、庭先取引にて現在の馬主様にご購買いただきました。
今回は、このレースに続く東京第9Rに当場所有馬のバグラダス号(惜しくもクビ差の2着)も出走していたので、私のほうで現地応援してきました。
トレセン入厩時から馬房内での落ち着きに課題のあった馬ですが、現在もそういうところはあるものの次第にルーティン化してきているようで、それを踏まえた上での調整ができるようになってきたと調教師の先生からは伺っております。
これで当場生産馬は1月のうちにJRAで3勝目を挙げることができました。
当場生産の現役馬のなかではディープボンドとノースブリッジ、それからメディーヴァルとオセアダイナスティ、さらに現3歳のピューロマジックが現時点ではOPクラスに至っています。
また、3勝クラス(以前の準OPクラス)にはタイセイブリリオ、ドンアミティエ、バグラダスそして本馬キタサンドーシンが新たに加わりました。
この3勝クラス馬のうち、前者3頭は同クラスで2着の経験があるので、今回のキタサンドーシンも含めてそのうちOPクラスに届くのではと期待しています。